シナプスのすきま

若手舞台俳優オタクが語りたいだけ語るところ

刀ステ感想(レポ) 初演 燃ゆる本能寺

※刀ステのネタバレあり
 

待ちに待った刀ステ大阪公演、初日と3日目(17日夜、19日昼)に観劇してライビュも観てきたので、レポというか感想。

ほんとに書きたいだけ書いたので長い!クッソ長いです!見出しつけてみたので適当に流し読んでください!ごめんなさい!

  

●本編全体

ワンシーンずつ書いて行ってたらキリがなくなってちょっと飽きてきたのでざっくり書きます。
 
冒頭、本能寺のシーンで「お前にとって、織田信長とは何者なのか?」
今回のストーリーの主題が提示されるシーン。この「信長とは?」というワード、劇中でもうしつこいわ!ってくらいに何回も出てきたので分かりやすかった。観劇初心者や、役者に注目しすぎてストーリーが入ってこない私のようなオタクに優しいw
 
オープニング。テーマ曲をワンフレーズずつ歌いながら軽く殺陣を見せてくれる。
歌うま俳優揃い踏みのカンパニーなのでストプレは勿体無いなあと思ってたから、ちょっとでも歌が聞けて嬉しい!そして激しく動きながらでもやはり安定して力強くかっこいい歌声の私の推し。あああもう最高!!(※早い)
 
軍議のシーンほんと好きwずーっと双眼鏡でガン見してたw(そのせいで燭台切の登場を一回もまともに見れてない)
鶴丸「茶柱より天下五剣のほうがご利益がありそうだな!」
三日月「ほう、俺にご利益を期待するか」
じじい二人「「はっはっはっはっは!!!」」
じじい二人組に膝をバッシバシ叩かれる山姥切がかわいくてかわいくて!
役者オタク的にはこのビジュアルバランス最強トリオの並びだけでお腹一杯なのに!最高か!ここだけリピート再生したい。耐久動画欲しい。
 
殺陣が何回も何回もあってもう大満足です。もちろん、すぐにでもまた見たいけど。
一人ひとりの見せ場が3回も4回もあって嬉しかった。観劇の真っ最中だろうと「燃えて記憶が一部ないけど、過去なんか振り返ってやりませんよ!」状態に陥る私のような奴に優しいwたった今見たとこなのにすぐまた見たくなるんだよね、殺陣って……。
 
みんな全体的に声がそっくりだった気がする、原作ゲームもう1年くらいやってないから曖昧な記憶だけど……。
でも声まで似せてくれる役者さんがこんなに揃ってるなんて、本当にすごい舞台だわ。
 
エンディングも歌ってくれた!
それぞれの名前が書かれた傘を回したり振りかざしたり畳んだりしながらのお辞儀、めっちゃ綺麗だった……あんな演出初めて見た。もう「ひとり、ひとり、」って歌と一緒に頭の中で傘がくるくるーってするよ……!
その間ずっと拍手が止められなくて、手拍子に切り替えようにもどうにも拍手したさが勝ってしまった結果、疲れたw
最初に観たときの拍手しすぎの筋肉痛が、次に観たときに後を引いててめっちゃ痛かったのも良い思い出……。
 
 

●日替わりおやつ

待たせたね!軍議のとき燭台切が持ってきてくれる茶請けについてだよ!
 
・17日夜:“あっつあつの”たこ焼き
鶴丸「このあっつあつのたこ焼きを鶴丸国永が取って……へし切長谷部の口にあーん!」
長谷部「~~~~~!!!」
三日月「どうした長谷部?もっと欲しいか?」
長谷部「~~~~~(違うわ!!)」
一期「箱ごといきたいそうだ。
……!!????!
まさか一期がこんなこと言うなんて。最高です。
そしてラストシーンで燭台切が「ふーふーして持ってきたよ!」と差し出したたこ焼き、またも鶴丸が取って今度は山姥切の口に入れたんだけど、全然冷めてなかったみたいで山姥切「あふっ?」って言ってた。かわいすぎか。
 
・19日昼:串カツ
この日、お昼をフォロワーさんと一緒に食べながら「今日の日替わりはなんだろうね」「昨日がお好み焼き、その前がたこ焼きだったから今日は串カツかな?」って言ってたから正解して嬉しいw
燭台切「あ、二度付けは禁止だからね☆」
一期「なるほど、そのような作法が」
三日月「ふむ。では残り(一度でソースが付かなかった部分)はどのように食べれば良い?」
山姥切「えっ……スポイトとか?」
鶴丸「まて、スポイト?」
山姥切「それより小夜は……」
鶴丸「いや、スポイトはないだろうwwww」
あのですね私このお二人の役者さんの仲良しさがほんとに大変大好きでしてね、ここは天国かと思いました。
そしてラストシーンでも
鶴丸「なあ、スポイトとはなんだ?」
山姥切「こう……チュッてするやつだ」
鶴丸「チュッか……それはドキドキするなぁ!
って超顔近づけて言っててこっちがドキドキするわ!!
 
・大楽:おはぎ
東京公演で大好評を博したおはぎを再び!ワクワクしますね!
三日月「これでは手甲が汚れてしまうな」
鶴丸「おっ、俺はちょうど摘まめるぜ!」←人差し指と親指と小指が空いてる手甲
一期「お召し物にお気をつけて」
鶴丸「ああ。衣装を汚さないように……そーっとそーっと……へし切長谷部の口にあーん!」
長谷部「フフッ(※あーんされるときもう笑ってた)……~~~~~!!!!お……(両手で丸を描く。たぶん「大きすぎるわ!」って言いたい)」
ここで山姥切、長谷部にそっとお茶を差し出すも長谷部飲まない。飲めない?
三日月「なんだ長谷部?」
一期「(あ、わかった!とでも言いたげに)大きいのが欲しい!
鶴丸がもう一個差し出そうとして無理無理!ってなる長谷部
山姥切「おはげの宴じゃないんだぞ!」
みんな「おはげ!?」
山姥切「お、お、おはぎの宴じゃないんだぞ!」
鶴丸「まて、おはげの宴とはなんだ」
山姥切「う、宴だ……!」←?????意味わからん天使か???
で、なんやかんやあって本来なら長谷部が「あの時代の敵にてこずるなんて」的なことを言う台詞があったはずのところで皆が長谷部を見たんだけど、未だにおはぎが飲み込めなくて台詞言えない長谷部が、辛うじて「つ……続けてください」ってうっかり完全に素で鶴丸に頼んでたのがかわいかったww
山姥切もそんな長谷部を見てつい「ふふっ」って笑ってしまって、三日月に「おはぎの宴が始まったようだ」って言われてた
大楽が一番面白かったwwww
 
 

●各キャラ

ほんとに皆よかった。全員が良すぎて、推しだけを見るってことができなかったw
 
三日月
正直三日月の役者さんのこと舐めてました。みんなして凄い凄い言うからインタビューとか見たけどさ、そんな感じしなくない?とか思ってて本当にすみませんでした。圧倒的存在感だった……。
上半身をブレさせずにスッ……スッ……という歩き方が平安時代の貴族を思わせた。狩衣での殺陣は難しいって語っていたけど全然やりにくさとか感じなかった。ライビュ映像でアップで見たら汗だくなのに涼しげな表情。そんな凄いのに、日替わりでは山姥切や長谷部をグイグイいじる!
殺陣の最中の「はいっ!」とか、攻撃を受けたときの「ははは……いや、笑っている場合ではないな」とか、原作ゲーム内の私の好きな台詞を言ってくれて嬉しかった。
刀ステの前にホントンもDVDで見てたんだけど、そのときのキリッとした表情とは違ってカテコでもずっと穏やかな笑みを湛えていて、まさに三日月だった。
大楽の挨拶ではキリッとした表情になってたけど、あれも役者さんの素の顔じゃなくてたぶん“座長としての”表情だよね。だって雑誌の表紙の彼を見てよ……すっごく穏やかで優しげな笑顔だよ……。
 
山姥切
かわいくてかっこよくて美しくてまじめな、私の自慢の推しです(号泣)
山姥切がこんなに出番あるなんて思わなかったから嬉しかった。
本人はマントさばきに注目して欲しいって言ってたんだよね。稽古中もマントを常に身に着けてたらしく、マント邪魔そうだな~とかは全然感じさせないくらい自然で、かっこよくて、鮮やかな殺陣だった。まるで舞でも踊っているかのよう。あーまた何度でも見たい。
それから声、山姥切に寄せていつもよりかなり低めの声にしてて流石だった。
三日月と山姥切が本当にもう親子……いやおじいちゃんと孫?って感じで癒された~。紅白戦の殺陣の最中に「くそじじい!」って叫ぶ山姥切……!役者さん的にも絶対言わなさそうな台詞だからすっごくキュンキュンきた!ありがとうございます!って感じ。
パンフレットで役者さんが「好きなシーン」として挙げていた、月の下で三日月と語り合うシーン、私も一番印象に残った。二人の会話の間の取り方が絶妙で、ずっとこのやり取りを聞いていたいような心地よさがあった。
役者オタクとしてはカテコで捌けるとき、一度客席に向かってニッと笑いかけてからマントをバサッと大きく翻らせるのがめちゃくちゃかっこよくて、そこだけ何十回もリピート再生させて欲しい。耐久動画欲しい。
大楽カテコで挨拶する燭台切を見つめる優しげ~な目にキュンキュンしました。まっきーさんほんとにとんちゃん好きだねww
このときまさかの全員内番衣装を着てきてくれたんだけど、今まで「芋ジャー二次元だとかわいいけど、完全無欠にかっこいい私の推しにあんなダサい服着せないでよ?」って思ってて本当にすみませんでしためちゃくちゃかわいかったです!!
ところで2回観劇してもわからなくて、ライビュで冷静に見てやっとわかったことなんだけど、この本丸の山姥切は過去に一度近侍をやったことがあるんだね。でも近侍の役目を与えられて舞い上がって、部隊を無駄に傷つけてしまった。そのことを引き摺っていて、「やはり俺にはもう近侍は……」と言っていたわけだ。ああ、この本丸の山姥切の物語を、もっと深く知りたいなあ。
 
宗三
だれだゴリラとか言ったやつは!「ネタバレしないけどこれだけ言わせて。宗三が未亡人なのにゴリラ」っていうツイートが多すぎて嫌でもその情報得てしまったわ!
ゴリラ情報のせいで、あのシリアスなシーンでのボゴォッ!!に最初笑ってしまった。あれさ、効果音も良くないわwいやバッチリ合ってるんだけど良くないww
最初はあまりに突然ゴリラ化したように見えて可笑しかったんだけど、でも違った。二回目に観たときやっと、長谷部の台詞の一言一言に宗三がずんずん落ち込んでいくのがわかった。前の主に囚われすぎてるのは、宗三も同じだから。長谷部が不動に声を荒げているとき、その間に立っている宗三の頭がだんだん下を向いて、最後にはずうんと俯いて身体は棒立ちになっていた。その姿があんまりかわいそうで、もう見ていられなかった……。そしてとどめの一言があってついに堪えきれなくなり、気が付いたら宗三は長谷部を殴っていた。それがあの台詞「僕は今……何をしました……?」なんだよ。
次に長谷部と会ったとき謝ってるし、本当に宗三は無意識に手が出てたんだろうなあ。ていうか、別にゴリラじゃないじゃねーか!むしろ未亡人感強まったわ!!
宗三は始めからずっと前の主を思い出しては苦しみ続けていたけど、そこから逃れられないのなら立ち向かうまでだ!という答えを見付けて、最後は自ら蘭丸を斬ることで信長が死ぬ歴史と向き合った。このときの上手から颯爽と現れてのスライディング斬り、すごくかっこよかったなぁ。止めを刺したあと、崩れ落ちる蘭丸を支えるのもかっこよかった。
宗三は衣装も髪も派手だからすごく華やかだよね。殺陣のときもあのピンクの袈裟がぶわっと舞い上がって、そのぶん動きが大きく見えたし、宗三は役どころ的に大勢の敵に囲まれることが多いからまさに“大立ち回り”って感じだった。
あともうこの役者さんは歌手でもあるんだから当たり前と言えばそうなんだけどさ、お歌がずば抜けて半端なく上手いわ。
 
薬研
薬研はずっと宗三を心配してて、何度も何度も「宗三!」「宗三ぁ……」「宗三……っ」て呼んでた。彼氏か。おねショタか。
心配していただけじゃなくて、要所要所で宗三の心に一番効く対応をしててスパダリだった。不動と不穏な空気になりそうだったら「行こうぜ」って言ってそっと引き離すし、宗三が「前の主に囚われて逃れることはできないんです」って言ったときにはすぐさま「だったらどうする!?」って宗三の覚悟を喚起するし、最後は薬研自身の信長観を語ることで宗三の結論を引き出そうとする。あれ……これもしかして彼氏どころじゃなくて保護者じゃね……?
真剣必殺、ゲームで見たことあったのにどんな格好だったかすっかり忘れてたからめちゃくちゃびっくりした。だって薬研のあれほぼ裸じゃん!?(※語弊がある) はだけてるってレベルじゃないじゃん……どうにかなるかと思った……。
ていうか声がセクシーすぎない?ちょっと気付かないくらい微妙~に掠れた感じが……!吐息混じりの感じが!脚と合わせて色気しか感じなくて息できなくなりそうだった。うん、あの引き締まった美脚をライビュのドアップで見ると凄まじい色っぽさ。特にラスト付近、階段に座って足を組むところ!
身長も実際より低く見えた。役者さん本当に凄い、ガチファンの多さも納得。
 
不動
一番目立つ役どころで身体も表情もよく動くしかわいかった、ショタみがあった(※信じがたきことだが役者さんは来月30歳)
蘭丸をめちゃくちゃ嬉しそうに抱き抱えてくるっと一回転するところ、ふたりともかわいすぎて天国かと思った……ここだけリピート再生したい。耐久動画欲しい。あれこのフレーズ三回目だな?
何より印象的だったのは信長が死んだ後泣き崩れるところ。舞台に落ちるふたしずくの涙。役者さん、本当に涙を流していた……。こんなんもらい泣きせざるを得ないわ!
 
長谷部
長谷部の役者さんの今までの印象「髪色明るいけど眉は黒い」
今の印象「たこ焼き焼くのが上手い」※TL情報
踵をくっつけて立つ姿といじられキャラがめっちゃ長谷部だった。
なんだかんだ言って、長谷部も信長が好きなんだよね~。
大楽カテコからのライビュ限定生中継のテンションの高さがもう完全にただの大阪人でホッとしたww
 
小夜
小夜はもうひたすらかわいさの塊だった。
不動が長谷部に「手合わせで白黒付けよーじゃねーか!」って言ったとき即座に「復讐か……!?」って反応するのめちゃくちゃかわいい!!かわいい!!
とにかく足の露出がやばかった!だってもう太もも包帯しか巻いてなくない?大丈夫?それで守れてる?全国に小夜のかわいい足が公開されてるけどほんとにいいの???
「寝てばかりいたら……身体がなまりますから」のときの小夜ちゃん(ライビュでのアップの映像)のちょっとばつの悪そうな表情!!無理して起きてきたからなのか、それとも自分の未熟さで怪我したと思ってるのに心配されたから戸惑っているのか……めちゃくちゃかわいい。ほんとにかわいい。しかも抱えた膝をモゾモゾって更に抱え直してた。あ~~モンペになる~~~~(※小夜がかわいすぎて過保護なモンスターペアレントのような気分だ、という意味です)
他の刀剣からもお小夜、小夜坊、小夜助、小夜ちゃん、小夜、色んな呼ばれ方されてて愛されてるw
あと殺陣は短刀らしく蹴りや肘鉄をモリモリ入れてて、しかもたぶん小夜だけだと思うんだけど暗殺っぽい動きをしてた。敵を後ろから羽交い締めにして首を掻き切ったり、懐に飛び込んで脇腹にひと突きしたり。かつて復讐に燃えた男も、こんなふうに小夜を使って親の仇を討ったのかな……。
役者さんは稽古期間中からずっとTwitterで見てたんだけど、素のお顔はおめめ大きくてとってもかわいいので是非たくさんの人に見て欲しい。東京千秋楽でも大阪の大楽でも、柿を顔にくっつけて「たくさんの愛をありがとう」と言って微笑む天使・なやちん、今年成人式を迎えたばかりのなやちんを!どうぞよろしくお願いします!(関係者みたいなコメント)
で、そんなかわいいお顔なのに一生懸命上目遣いにして三白眼っぽく見せたり、常に足を開いて立って元々ちっちゃめの身長が更に低く見えるようにしたり、声をめっちゃ高くしてゲームの声そっくりにしたり頑張ってた……こういう役作りできる子こそ、2.5次元に向いてるんだよ。……これ何目線のコメント?
 
江雪
序盤で小夜のこと「お小夜」って呼ぶのを聞いたとき変な悲鳴出そうになった。まさかそんな呼び方するとは思わなくて……とうとい……。
自分も前の主への想いに囚われたままだけど、それよりよっぽど弟たちのほうが心配な様子が江雪らしかった。
ずっと江雪らしい勿体つける感じの話し方をしてたから、大楽カテコの挨拶で急に「江雪左文字役の」って話し出したときそれだけで笑ってしまったw
 
鶴丸
鶴丸に関してはほんとに言葉が見つからないくらい漠然とした「最高だった」がずっと頭の中にあって、Twitterでも一度も言葉として表せなかった。「かわいい」とか「かっこいい」とかの要素もあるんだけど、もっと凄くて……舞台上に立っている生身の人間には思えなかった。なんかそういう妖精というか……ああ、付喪神ってこういう感じかあ、って思った。
表情がいちいちかわいかった。誰かを驚かそうとしてるときのあのウッキウキの表情も、軍議中お茶をすすっているときのホッコリまったりした表情も、燭台切と一緒に紅白戦の説明をしたときのキメ顔も、すっごくかわいかった。
出陣の儀のとき、すらぁっ……ってゆっくり太刀を抜く姿がかっこよくて美しかった。この役者さんは前に見たときはちょっと様子のおかしいホストだったので(笑)、殺陣を見るのは初めてだったんだけど、くるくるっと動き回るたびに真っ白い袖が舞ってかっこよかった。誰を、何人を相手にしていても余裕綽々に見えた。そういえば一番最初の、大阪城での殺陣のとき、敵にひと太刀浴びせてから距離を取って、刀で自分の肩をトントンって叩いたり足のつま先を地面にトントンってしたりしていたのがすごく好き。ああ~~~余裕綽々びっくりじじい鶴丸様~~~!!って感じだった(語彙力の限界)
動きの一つひとつもマジでびっくりじじいだった。歩くとき、立っているとき、殺陣の最中でも、いつでもだいたい長い太刀をトンと軽々肩に担いでいた。しかも驚いたことに、そのまま捌ける。刀を担いだまま身を低くして、ダッシュで。刀を肩に担ぐこのポーズ、よくよく考えたら公式のイラストで鶴丸のこんなポーズは見覚えがない。(ゲームをやっている人は見たことあるのかな?)原作側から指示があったのか、それとも役者さんご自身が……。どっちにしてもこのポーズ、めちゃくちゃ鶴丸らしくて大好き。エンディングのお辞儀のとき、傘まで肩に担いでたのはかわいかったw
完成度が高いっていうのが一番しっくりくる表現かもしれない。役としての完成度。原作ゲームの鶴丸らしさだけで役者さんの素を一切感じさせない、っていうことではない。その逆で、素の役者さんらしさに満ち溢れてるのになぜかめちゃくちゃ鶴丸らしい。
なんだか凄いものを見た気がする。これだけ書いたけど、私が抱いた感想を全然説明しきれてる気がしない。
 
燭台切
対・長谷部専門の煽リスト、燭台切光忠。「まだまだこんなもんじゃないだろう、長・谷・部・くん!」っていう台詞の煽りレベルの高さよ……!
あと鶴丸と燭台切の白黒コンビがめっちゃ好き。並んだ見た目もかっこいいし二人とも余裕ある大人って感じが素敵。あと鶴丸が「光坊」って呼ぶのも。
メンタル問題児多めのこの本丸において、三日月、薬研、一期と同じく「自分自身のメンタルには特に問題ないよ!」というお兄ちゃん的存在だけど、三日月は山姥切専属アドバイザーじじいだし、薬研は宗三の保護者だし、一期は不動をちょくちょく諫めるので手一杯なので、よ~しここは僕に任せてよ!ってなるのも頷ける。
毎回おやつを颯爽と持ってきてくれるけど「待たせたね!」の声がめっちゃいい声だしスタイル良すぎておやつ持って現れただけなのにかっこいいし、ていうか正座してるみんなから見ておやつの位置あまりにも高すぎだしw
あと冷静でスマートで素晴らしいツッコミ役だった。軍議で不動に絡まれたときの「うーん甘酒の香りだ」には笑ったし、紅白戦でも「一対一で殺し合う」って答えてすぐ「殺し合っちゃダメだねえ」って突っ込むのもめっちゃ面白かったwかっこいいなあ~。小夜との身長差コンビが好きだ。
殺陣も身長が高いこともあってかっこよかった。高い打点からの太刀筋が綺麗。そういえば片目の殺陣って絶対難しいと思うんだけど、そんなこと役者さん一言も言ってなかったなぁ。
思えば薄ミュで原田役だったとき、不知火が投げて寄越した槍を受け取るっていうシーンがあったんだけど、一回だけ前髪で視界が遮られてほぼ見えてない状態になっちゃって、投げられた槍を取り損なったことがあったんだよね。そこでこの役者さん、くるっと回りながら、槍が床に落ちる寸前に後ろ手にキャッチしたらしいんだよ。ボールじゃないよ、槍だよ?後ろだから今度こそ完全に見えてない状態でだよ?天才か……。
だから片目でも平気だったのかな。なんかもうかっこよすぎる。
 
一期
役者さんが「軍服だけど着流しを着ているかのような所作」を心掛けたと言っていたけど、本当にそんな感じだった。あと殺陣も言ってた通り、フェンシングみたいな洗練された動きだった。
「藤四郎は私の弟たちですな」って言うところのあの優しげな表情たまらん……!
でも軍議のときの鬼畜さに全部持ってかれたわwまさか一期があんなこと言うとは思わなくてびっくりしたしめっちゃ笑ったww
 
鯰尾
過去なんか振り返ってやりませんよ!振り返ってやりませんよ!からのびっくりじじい登場が面白すぎた。
早口の「ちょっとふたりとも何やってんのォ!」が好きすぎてシリアスなシーンなのに聞くたびニヤニヤしてしまうw鯰尾自身の迷いはもう序盤の大阪城で一期と会話した時点で納得して吹っ切れちゃってるので、自分と似たようなことを考えた(上に自分よりよっぽどねちこい)不動が目の前にいると気がかりだろうなあ。長谷部もああだしな。ちょっとふたりとも何やってんのォ!
 
蘭丸
めちゃくちゃかわいくて演技力も殺陣の上手さも感動ものだった。なにこの子すごい!役者さんはこれまでアンサンブルくらいしかやったことないなんて信じられない。Twitterやブログに載っている素の笑顔がお星さまみたいに眩しくてキラキラで天使だったので、稽古期間中からずっと蘭丸には期待していた。 そしてその期待は、良い意味で裏切られることになったんだよ……。
前半は思った通りのぎゃんかわだった。特に不動を信長から賜ったときのあの嬉しそうな表情、天使。
でも後半、本能寺が燃えてから「上様お守りbot」と化した蘭丸を初めて見たとき、
えっまって天使が叫んでる。私の天使が狂って我を忘れたように叫びながら満身創痍で辛うじて刀を振るってる。
ってなって全く理解が追いつかないほど動揺してオペラグラスで必死に表情を目に収めようとしたんだけどアングル的に上手く見えなくてますます動揺と感動が膨らんできたんだけどこれは致し方ないことですよね!
こんなかわいい子のブロマイドがないなんて勿体ない。ほんとに勿体ない。蘭丸のブロマイドください!!!
あの、蘭丸役のまるちゃんのキラッキラな素顔はTwitterとかブログで見られるのでぜひ!(関係者みたいなコメント)
 

●ストーリー考察

あくまで私の印象と考えなんだけど、刀ステは、どうやら複数の独立した物語が同時に進行している。
近侍としての務めに悩む山姥切と、その心情を見抜いて助言を与える三日月。
三人揃って前の主に囚われ続けている左文字兄弟。
過去なんか振り返ってやりませんよ!と言いつつ、この時代をやり直せば……と口にする鯰尾、それを諌める一期。
織田組の不和を案じて、紅白戦を提案する鶴丸と燭台切。
自身が抱えている問題は特にないが、織田組の仲間たち、特に宗三のメンタルが心配でいつも目を離さず気に掛ける薬研。
キャラクター一人ひとりに注目して、「彼は何を考えて行動しているのか」を考えながら観るのも楽しそう。
 
そして、舞台全体としては一つの大筋に沿っている。
その大筋で目立つ動きをしているのは不動だけど、実は不動が現れた影響で宗三がずっと悩んでいて、薬研に激励され、兄弟たちの言葉も受けて、最後には自分なりの答えを見つける――という、宗三が主人公の物語がある。というか、むしろそちらのほうがメインなのだ。
一回目に観たときはなんでカテコのとき最後まで残るのが三日月と山姥切と宗三なのかわからなかったけど、二回目で宗三の物語の存在に気づいて感服した。
とても凝ったストーリーだと思う。こういうの大好き。
 
私、円盤買ってもどうせ一回しか見ないし推しをじっくり見られるわけじゃないから滅多に買わなくて、忍ミュのしか持ってないんだけど、刀ステは買うわ。買います。買うから今回行けなかった人も一緒に見て。
 
というかもう予約しました!!
自主的ダイレクトマーケティングだぜ!!
※当ブログはアフィリエイトを利用していません
 
おわり。